No30  最高の仲間と共に

(2013年2月/母A)

長男がGF(グリーンファイター)に入団した2000年。三男の息子はまだ誕生していませんでした。あれからもうすぐ13年が経とうとしています。

入団した当初は控えめだった三男は、打ち解けて行くにつれ積極的になり、ついには「キャプテンをやりたい!」とまで言い出しました。

念願かなって、監督からの任命を受け張り切ってスタートしたキャプテンでしたが、現実は甘くはありませんでした。

通称「次男ズ」と言われたこのチームは、とにかく一列に並ぶこともままならず。まとめるはずの息子までも一緒に遊んでついには怒られて、先が思いやられる〜〜、と頭を抱えたものです。

それでも、自分からやると言い出した大仕事ですから、責任を果たそうと自分なりに考え行動し、徐々に監督からの信頼も得られるようになりました。

「うまくなりたい!」と、ただひたすらバットを振り続けた回数は、きっと10万回は超えているでしょう。この日々の努力が必ず報われると信じてやってきた事が、自信につながり、夢へと一歩近づいたのです。決して諦めることのない最高の仲間と共に。

結局、キャプテンとして誰よりも早く行動し、大きな声で皆を引っ張っていた姿は、とても誇らしく思いました。

GFとしての最後の夏、最後のチャンスが訪れた夏季大会準々決勝戦。きっと一生忘れることの出来ない全員でつかんだ勝利。まさに団結力で手にした県大会への切符でした。そして記念すべき「ろうきん杯」での1勝でした。

何もやっても勝てない時期、根気強くご指導して下さった監督・コーチの方々の姿に、野球だけではない多くのことを学ばせて頂きました。子供たちがどの道に進もうとも、頑張っている姿をこれからも応援して下さい。

代表はじめGFの方々、今日まで温かく見守って頂き、ありがとうございました。


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