No37  グリーン再び

(2016年3月/母S)

三男の日向がグリーンファイターにお世話になったのは、小学校4年生の時でした。地元は千葉市で、近くのチームに入っていたのですが、兄2人の野球が船橋と柏方面での活動という事もあり、日向も船橋のチームに移籍させる事を決めました。長男の時にも、グリーンファイターに入り、2年間遠距離野球をしていたのですが、まさか3人目が再び入団する事になるとは思ってもいませんでした。とは言え、入ってみると意外な日向の姿を発見する事に!!

家では三男ということで、いつまでも小さい子扱いだった日向がグリーンファイターでは、自分から誰も知らない輪の中に入って行き、あっという間に友達になってきました。週に2回しか会えない友達ですが、まるでそんな事を感じさせないくらい仲良くなって…。

そして野球では大きな声を出し、怒られて泣いても立ち向かう強さも見せてくれました。気付けば6年生では主将になり、チームメイトにいつも声を掛け、勝って喜び負けて泣き、たくさんの経験が日向を大きくしてくれました。

今、野球をやる子はどんどん減って、どこの地域もチームが少なくなって行っています。野球のイメージは、親も子も大変!と言われがちですが、親子がずっと関われる唯一のスポーツだと言っても過言ではありません。素人のお父さんでも、子どもと同じグランドに立てる!地域に親以外に、我が子のように可愛がってくれる大人がいる!大きくなっても小さい時から自分を知っててくれて、戻れる場所がある!中学に行っても、知っている先輩や母がいる!などなど。こんな良い事づくめの野球を、やらないのはもったいない!!

野球は、本当に素晴らしい事をグリーンファイターを通して感じる事が出来ました。そして、これからもグリーンファイターがずっとずっと続き、日向の戻れる場所がある事を心から祈っています。


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