No27  ワクワクどきどき

(2012年2月/母Y)

我が子がGFの門をたたいたのは小学1年の冬。クラスの友達が既に入団していてその子が入ってるから行きたいっていう子供の意見と、幼稚園時代のママ友の誘いでした。「でもうちサッカーやってるからな〜」という私でしたが、実際に体験に行くと、新鮮でとても楽しかったようで、帰って来るなり「GFに入りたい」と言ってきました。

キャッチボールも出来ない我が子にコーチ達は1から教えてくださるし、ママ達も温かく迎えてくださいました。

でもあの頃、集合解散時に会う高学年には貫禄があり、我が子もあんな風になるのかしら?なんてちょっとワクワクしていたような私でした。

あっという間に我が子は野球の魅力にとりつかれ、私も週末が楽しみになりました。暑い夏も寒い冬も週末の野球中心に我が家が動き出し、休みの予定も土日は野球、長い休みの平日は夕練に行きたいから火・水・木曜の夕方は予定入れずという具合でした。

私は子供の練習も試合も見るのが大好きで、暇さえあればコンビニに寄ってグラウンドへ。お茶を飲みながら応援し、ついにはプチ解説者。ついつい応援に熱がはいる始末。「なんで捕れない」「何で打てない」「あ〜黙っていられない!!」

学年が上がるにつれ監督・コーチに叱咤激励され、あるときは我が子のプレーで試合に負け、子供の落ち込みを思うと何と声をかけていいのか親心が痛むときもありました。そんな時、声をかけてくれる、あえて声はかけず見守ってくれるチームメイトやコーチがいました。そして何よりも子供自身で乗り越える強さが備わり、次の試合でも率先して声を出し、一生懸命野球をやる姿を目の当たりにしたときには、ちょっと胸が熱くなりました。

幼稚園時代、入学当初は人の前に出ることもなかった我が子が、今では誰より先に「みんな声出していこうぜ!」なんて言って野球をやっている姿を見ると、何とも嬉しくてたまりません。

我が家にワクワクどきどき楽しい週末を与えてくれたGFに、指導者に、チームメイトに、保護者の方々に、ただただ“感謝、感謝、感謝!!”


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