No.42  涙のホームラン

砂塚 崇志  平成22年2月 著

僕は野球を一年生からやっていて、5年生のときに札幌から引っ越してきて、グリーンファイターに入団しました。

グリーンファイターの練習は、前にいたチームよりずっときつくて、人数も多かったから試合に出て活躍できるように、 それまであまりやらなかった素振りを一生懸命やりました。そしてすごくバッティングに自信が持てるようになりました。

6年生の秋ごろ、大事な試合なのに全然ヒットが打てなくて、チャンスで凡退してしまったことが何試合も続いて くやしい思いをしました。そしてFCC大会3回戦の三山スワローズ戦。一打席目に満塁で凡退してしまいした。 しかし次の打席、同点で僕に回ってきて、ライトオーバーの「ホームラン」を打ちました。僕はうれしくて涙が出てきました。 すごく心に残っています。

監督、コーチ、お母さん方、いままで二年間、本当にありがとうございました。


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