No.50  最高の6年間

小林 協太  平成24年2月 著

僕は1年生になったばかりでグリーンファイターに入りました。それはお兄ちゃんがグリーンファイターに入っていたので自分もやりたいなあと思ったからです。

最初のころはキャッチボールもできず、「野球できるのかな〜」と思っていたけど、3年生、4年生になると、うまくなり友達もふえ野球が好きになりました。もっとがんばって試合に出るぞという気持ちで厳しい練習にも耐え、5年生では試合に出られるようになってきました。

6年生になると監督から「サードやってみろ」と言われました。レギュラーを取りたかったけど、秀真のように守備もうまくないし、凌のようにバッティングもうまくなくて不安になってきました。初めてサードで出た試合は緊張していたけれど、サードにボールがとんできて初めてダブルプレイが取れました。僕はやっとコーチに言われていたことができてすごくうれしかったです。それからサードで試合に出られるようになって、もっとうまくなれた気がしました。厳しいけど楽しい練習をしてたくさん思い出ができました。

このグリーンファイターに入ってチームワークの大切さや仲間の優しさや厳しさがわかりました。

ここまでがんばれたのは、監督やコーチ、お母さん方が支えてくれたおかげです。僕はこの体験を生かして中学になっても野球をがんばりたいです。


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