No16  たくさんの感動をありがとう

(2007年3月/母M)

私は、中学の頃、早実グラウンドに練習を見に行ったり、高校の頃は友達が出場した甲子園に応援に行ったりと、 大の野球好きでした。ですからわが子が男の子だったら野球をやってもらいたいと思っていました。
小学校に入学してグリーンファイターの入団勧誘のチラシをいただいて野球に興味を持ってくれた頃、 5年のコーチをしていた方から誘っていただき、グローブとバットを受け取った息子は「オレ、グリーンファイターに入る!」 とやる気満々でした。
しかし、初めての試合の時、入団した頃のやる気はどこに行ってしまったの、と思うくらい見ている方はハラハラドキドキものでした。 2年の時、ライトを守らせていただいたのですが、試合中にもかかわらず、ボールではなく蝶々を目で追いかけるわ、 足で土いじりするわ、といった具合でした。
その日の午後は2年生メインの試合を組んでくださって、監督が「誰かピッチャーやりたい人はいるか」と聞いた時に、 息子が手を挙げているのを見て、びっくりしました。

なかなか結果が残せなかった6年生でしたが、秋季大会支部予選決勝トーナメントの高郷スターズ戦で2度のサドンデスの末に 勝った時と、卒業生大会でみんなで力を合わせて優勝した時のうれしそうな顔は、今まで見たことがなく、この6年間で最高の 笑顔だったと思います。

最初の試合から思い出してみると、指導者の方々にここまで育てていただき、たくさんの感動を一緒に味あわせていただいたことに 感謝の気持ちでいっぱいです。これから先、グリーンファイターでの経験を生かして、野球を続けてくれたらと願っています。
代表はじめ、指導者のみなさま、親子ともども、6年間お世話になり、ありがとうございました。


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